世界観
魔法のある現代を舞台にした魔界都市風の世界です。
90年代ごろに魔法が公開され大混乱に陥り、日本は内戦中になっています。
銃と魔法で武装した退魔師たちが軍閥を作り、人外は人間の味方と敵で別れ、外宇宙の神々も参戦し、状況は混沌を極めています。
また、この世界において魔法は才能の差はあれど誰でも習得できる技術です。
一般人も護身術感覚で身につけている人も多いです。
この時代で魔法とは武術の一種であり資格の一つでもあります。
ITなどの現実における技術発展に加え、魔法で無茶が効くために現実よりは若干技術が進んでいます。
強さの指標・レギュレーション
魔人(グレート・ドラゴン)級
上の上
広い意味での人間が至れる限界の強さです。基本このへんが天井だと思ってください。
だいたいにおいてメンタルは鋼でその上強い信念や狂気を持っています。
スピードはマッハ11(戦闘機の至れる限界の速さです)くらいまで
パワーは山をさっくり消し飛ばすくらい
攻撃範囲は半径数キロ~広くても数十キロ
精密さはほぼ際限なしです。
要するに歩く核弾頭くらいの感じです。街一個消し飛ばしたり支配するのはたやすいレベルです。
具体的に例を挙げるならば血界戦線の13王、dies iraeの創造レベルくらいです。
人の形をしたアーマードコアNEXTといっても良いでしょう。
英雄(ヒーロー)級
中
それなりの才と努力をもった人間が至れる限界です。かなり幅が広く、ここがもっとも層が厚いです。
中の上のほうは、パワーは素手で鉄を紙くずのように切り裂き、スピードは音速に達し、ビル一つなら跡形もなく片付けられます。
(時間はかかったり、武器を使ったり、どれか一つの分野に特化してたりしててもいいです)
人間的な範囲での超人と言えるでしょう。
具体的に言うならスタンド使いや北斗の拳くらいの強さを考えてください。
勇者(ヒューマン)級
下
一般人に毛が生えた程度です。
一応霊が見えたり魔法的な力があったりそこそこ格闘ができたりします。
ですが、基本的になんとか戦闘はできるものの、精神的に戦士でなかったり、一般人の範疇を超えない感じだったりします。
それでも、下の上くらいになると、ホラーゲームの主人公くらいには強いです。
具体的に言うとサイレントヒルのハリーとかバイオの主人公とかあのくらいです。
まあなんとか人間と言えるレベルで強いという感じです。
●魔法の概要
・流派は沢山ある
・技術なので例外はあるが基本誰でもできる
・パワーソースは複数あっても良い
・秘匿している組織もあれば全く秘匿しない組織もある
・ネットの発達とともに知れ渡る
・武術や猟銃のような理解をされている。
(習得すれば強くなるのは皆知ってるが、誰でもやるわけではない、また才能の差も激しい)
●異種族
・存在し、法律的にも認められている。
・扱いは基本的に日本では、法的に人間と見なす手続き、通称「人間宣言」をすれば日本国民と認められ、戸籍も人権もある。ただし犯罪をすれば捕まるし、納税などの国民の義務も課される。
・逆に人間から異種族へと法的に見なされる場合があり、前述の「人間宣言」をしなければ扱いは器物か野生動物となる。
・この「人間宣言」をしていない状態の異種族や元人間は「怪異」と言われる。
シーズン0(1980~199X年)
異能や魔術を身につけた学生が放課後に怪物を狩り、人の味方の妖怪が人に徒なす妖怪を倒す。
組織が強大な力を持ち、能力者の素質のあるものを強引に勧誘する、ということも多くありました。
また「このような神秘を公開すれば世の中は大混乱になる」というお題目を多くの組織が掲げていました。
ある意味事実だったのですが、そのために一般人の記憶を操作し口封じすることが常態化しています。
悪い言い方をすれば
「異能を持った子供達が前線で戦い、一般人を巻き込みあまつさえそれを隠すために記憶を消す。
しかも結局すべては闇から闇に葬られるために根本的な解決にならない」
という側面もある時代。しかし表向きは紛れもなく平和だったでしょう。