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人物

備忘録の登場人物

 

「パトリック・R・ハルマン」【神祇局・同盟】
日本かぶれの魔術師。明治時代の生まれ。
日本かぶれが過ぎて戦時中は日本軍のスパイとして活躍。
なぜかGHQにももぐりこみ、戦後は日本のオカルト界で暗躍。
神祇局、八百万、同盟の立ち上げに深く関わっている。

​「世界内戦」で行方不明になった。

・性格
慇懃無礼で飄々とした性格、敬語口調
潔癖な激情家。迷惑だが一理ある老人。

​死に場所を探すロマンチスト。

・外見
青いスーツに眼帯、オールバックの銀髪。鉤鼻に堀の深い顔。
腰に刀をぶら下げていることもある。
銀色の杖を持っている。

・能力
念動力により金属球を音速で操り、果ては原子レベルで半径数キロを組み替える。

また、彼は脳を含めて全てを機械化したサイボーグでもある。

ハルマンの価値観・永田町事件の真相についてはこちら

「獅子吼竜也(ししくたつや)」【同盟】

「同盟」の長。ハルマンに師事していた。

役職名は「同盟長」思想は極まったタカ派武断派であり一言で言うと

「クソみたいな政治家に、イカレた科学者、傲慢な異能者、人間を舐め腐っている人外ども。うんざりじゃあないか。皆、この機に狩り尽くす」彼の最終的なビジョンは百鬼と日本国、同盟で壮大な内戦を起こし、同盟がそれに勝つことである。

彼の考える理想の日本は西部開拓時代のような互いが銃を持ち自衛しているからこそ成り立つある種の平和である。

黒コートにYシャツとスラックス。ジョニーデップ似の黒髪の男。武器は消火斧。

「入間誠(いるままこと)」【同盟】
ハンマー使いのチンピラ退魔師。同盟所属の「狩人」。
死ぬほど口汚く、そのノリはハリウッドかカトゥーンコミックの軽口に近い。
それなりに義理人情を重んずるヤクザメンタルな元僧侶である。
炎使い。
黒コートに黒いソフト帽、マスク姿。


「グエン・ココペリ」【同盟・神祇局】
褐色肌のマリオみたいなヒゲマッチョ。怪しい外人。
うさんくさい片言でしゃべる、
ベトナム人を自称している。獅子吼の秘書という立場である。
実際はハルマンからの監視役。
空間魔法を操り持ち物を収納できる「インベントリ」とテレポートを使う。
カンフーも使い、実は相当に強い。
アロハシャツにGパン姿。

「斎賀孫八(さいがまごはち)」【同盟】
元力士の「狩人」同盟所属。
快活で豪快な性格の快男児であり、武器は丸太である「御柱」とメリケンサック。
入間と同じ管轄であり支部長の役職を持っている。
黒コートにカンカン帽、浴衣スタイル。

「灯上残花(とうじょうざんか)」【同盟】
同盟の女狩人。武器は巨大な角鉈である「イワナガヒメ」
キヒヒと笑い男言葉でしゃべる。
黒コートに黒いキャップ姿。

「五百山羅吼(いおやまらごう)」【百鬼】
のじゃ口調のロリババア鬼。百鬼の実質的リーダー。
その性格は苛烈であるが、実は常識をわきまえている。
わきまえているが、それ故に冷酷非情な軍人、扇動家であることを自らに科している。
つまりは苦労人。
彼女のビジョンは武力によりある程度の領土を得たらその後は自治領として細々とやっていくことである。
しかしいざ戦争になればその機に人食いたちを全て戦場で死に場所を与えてやり、残った親人類派に政権を明け渡しそのまま妖怪全てを日本に帰化させる、とも覚悟している。
基本的に着物姿。

「鬼院楼蘭(きいんろうらん)」【百鬼】

百鬼の創設者。妖怪側の黒幕。のらりくらりとした狸のような言動。妙齢のドレスの女性。

その行動方針は長期的な視野で妖怪という種族を存続させること。

そして退屈しのぎという面もある。羅吼と計都の母親であるスリヤとは親友の関係。

かつて秘匿をカール・S・ハートマンと共に成し遂げた。

世界内戦の仕掛け人でもある。

「駒野盤外(こまのばんがい)/五百山計都(いおやまけいと)」【八百万】
善良な妖怪の組織、八百万のリーダー。ハルマンの弟子の一人。
紳士風の口調の男装の麗人。白髪の鬼。羅吼の妹。
生来パンクな気質であるため百鬼の「化物は人の敵であるべし」という掟に反逆。
都会に出て「人と共にある妖怪のための組織」である八百万を立ち上げる。
基本的にスーツ姿。

松脂松明さんの登場人物

「双眸護兵(そうぼうごへい)」【連合・曽良場オカルト研究会】
落ち着いた口調の常識人で苦労人な退魔師。
退魔師としては中の上くらいらしい。
短髪に武闘家体系。ちょっとお洒落な眼鏡をしている。
気功術の使い手であり、格闘と霊視を中心とした流派である。
手に纏った気で切断する「空太刀」
回転蹴りのような格闘「狂い独楽」
など対応力は高い。
また、気功による体力の回復や体調調整でかなりタフである。
姉に頭が上がらないが、仲は良い。

「狭霧華風(さぎりかえ)」【無所属・曽良場オカルト研究会】
艶やかな黒髪でナイスバディの清楚な美人。
異常な行動力と明晰な頭脳、人間としては高い運動神経を持つ。
さらにこの時代にあっては異常なことに霊的な感覚がまったくない。
故に幻術の類いは全く効かない体質。
……と高スペックなのだがお祭り騒ぎが大好きで好奇心旺盛な性格と、
宝塚の男役のような気取った言い回しにより、周囲からは「残念美人」と言われている。

「符木津博光(ふこつひろみつ)」【連合・曽良場オカルト研究会】
双眸護兵の親友。
「外見も発言もチャラチャラしているが内面はそうでもない」と護兵からは評価されている。
若者らしいお洒落な格好か、神主装束。
符術と陰陽術を使う。上の下に食い込める天才である。
紙の兵士や折り紙の鳥を使う紙兵術が主な戦い方。
その才のせいか実家の当たりが厳しいらしく、親戚からもちょっと浮いている。

「ベリンダ・ミヨシ」【封印騎士団】

凜々しい金髪女騎士だが、どこかぽんこつ。貧乏故に世間知らずな面もある。

しかしひとたび戦闘となれば全身鎧「サングリーズ」を着込み身体にかかる負担を無視して空を縦横に駆ける。

親のあとを継いで騎士になったらしい。

「多見(たみ)」【警察】

ただの刑事。しかしそれ故に責任感と使命感が強い。

子供や堅気に頼るなど警察の恥、と退魔師に頼ることに嫌悪感を持ちつつも、退魔師そのものには信頼を置く。

ただの刑事でいたいと野心はないが、そのせいで余計に信頼される。

怪異への対策にかり出されているうちにあれよあれよというまに出世した男。

「金治(かなじ)」【警察】

多見の部下。冷静で有能。多見の愚痴にツッコミをよく入れる。

「パンキー」【連合】

赤い髪を逆立てたパンクロッカー風の女性。横文字の多い男言葉で喋る。

ギターとアンプ内蔵のギターケースにより歌で戦う。

攻撃手段は彼女のこだわりから声の大きさと感情で相手の肉体と魂を揺さぶり破壊する「咆吼術」しかない。

だが、歌声を上位存在に捧げる一種の神楽による召喚術「呼びかけ」も使える。

「ドバト和尚」【連合】

頭が鳩の和尚。外見に似合わず正義漢の強い熱血漢なのだが、なぜが頭を剃れと繰り返す悪癖がある。

しかしそれ以外は真っ当な言動である。

「双子先生」【連合?】

人形の付喪神。かわいらしい女の子のようだが、詩的で意味深な言い回しを好む。

しかも悪いことに後になって本当だったと気づく類いの事が多い。

「神子守」【連合】

本名は不明だが、旧来の退魔師の元締め的位置の人。一応人間か、元人間。戸籍的には完全に人間。

現在は連合の幹部をしている。

小柄で非常に品の良い着物姿の老婆。旧家の退魔師は皆一度は彼女と顔を合わせる儀式をしている。

そして彼女はその全てを覚えており、退魔師全員を孫のように愛している。

そのため、よほどの外道行為をしない限りは多少だめでも「あらまあ仕方の無い子ね」と許してしまう面もある。

しかし、「家」というものに厳格であり跡継ぎや家長でないと彼女に意見は出来ない。

また、数百才であろう年齢や、屈強な若者にわずか数秒で殴り勝てるフィジカル、東洋系の術を全て深く修めている達人、

それらの強者ゆえの余裕や苛烈さはしっかりとあり、多くの退魔師の畏怖を集めている。

彼女の現在の目的は「日本本来の術を継承していくこと」である。

​東洋魔術全般を修めていることから「東の長」と言われる。【連合】には西洋魔術を極めた「西の長」もいるらしい。

秋月さんの登場人物

「狗賀志郎(くがしろう)」【同盟・ファウスト】

同盟の提携組織ファウストの退魔師。

そこそこかっこいい顔だが無愛想で厳しい顔をしていることが多い上、社交的ではない。

示現流をベースにした剣術を使う。祖父に厳しく鍛えられたため剣術はあまり好きではない。

ぶっきらぼうな口調だが意外とまともな感性をしており、

基本的に防衛のためならば殺人も辞さないが、殺しは嫌い。

嗅覚が鋭い。

喫煙者。

「長谷川琴美(はせがわことみ)」【同盟・ファウスト】

同盟の提携組織ファウストの魔女。

狗賀志郎とは付き合っている。小悪魔的な態度をとっているが根は優しい。

基本的に防衛のためならば殺人も辞さないが、殺しは嫌い。

「時田(ときた)」【ファウスト】

なにかと志郎に世話をやく小柄な老人の医者。

「桐山依子(きりやまよりこ)」【ファウスト】

ファウストの三幹部の一人

容赦なくキツい美人。基本的にスパルタである。

剣術を使う。

「マックス・フォン・シュレック」【ファウスト】

ファウストの三幹部の一人

西洋魔術を使う。子爵。

「鳥羽」【ファウスト】

ファウストの三幹部の一人

神道系の術を使う。

「フォルスキュアス」【ファウスト】

ファウストの首領。長い年月を生きる魔女。

紳士のような気取った口調。

でんねこさんの登場人物

「根津(ねず)」【一般人】

『仕事を選ばないタイプ』の探偵。知りすぎてしまい、seals社の黒騎士に始末されそうになる。

入間の恩人であったため、入間が助けに入って事なきを得るが、心が折れてしまった。

白金桜花さんの登場人物

「名もなき狩人」【同盟】

元々seals社の深淵騎士であったが体育会系のノリについていけず狩人に転向。

武器は生きてる銃。

血よりも略奪に意義を見いだす男だったが、最後の任務で命を賭けてseals社の陰謀を阻止した。


 

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